『BrainHub』リリースノート (2024年5月1日)
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『BrainHub』リリースノート (2024年5月1日)

2024年5月1日、DeepAI株式会社は、法人向けSaaS製品『BrainHub』をリリースしました。 「会社の頭脳をひとつに集約」をコンセプトに、企業の生産性を飛躍的に高めます。

DeepAI
DeepAI

昨今、ChatGPTなどの生成AIシステムを業務に導入する企業が増加しています。2024年3月時点、大企業の53.8%、中小・スタートアップ企業の22.6%が本格的に活用、あるいは試験的に導入しているとのデータがあります。

しかし、プロンプトの改善などを含め、使いこなせる人・うまく使いこなせない人で業務効率に大きな差が生まれるという課題に直面しています。

BrainHubは、ChatGPTやClaudeの安全な利用を実現し、業務効率化に特化したテンプレート機能を提供します。使いやすいインターフェースと高度なAIモデルを搭載し、あらゆる規模の企業に生産性向上と効率化を実現させます。

ここでは、その6種類の機能をそれぞれ説明します。

目次

  • 1. 「チャット」で文書を生成
  • 2. 自社専用のAIアシスタントを構築
  • 3. 文書作成をテンプレート化
  • 4. 社内データを蓄積し、文書生成を効率化
  • 5. ユーザーの招待・削除・役割の割り当て
  • 6. AIアシスタントを社内で共有 / プライベート利用
  • 利用推奨環境
  • お問い合わせ先

1. 「チャット」で文書を生成

「チャット」は、AIアシスタントを利用して文書を作成できる機能です。 各種業務に特化したAIアシスタントが集約しており、社内チームで共有することで業務効率を改善し生産性を高めます。

カテゴリーを選択

用途に合わせてカテゴリーを選択します。一般・カスタマーサポート・営業・人事採用・ビジネスメール・マーケティングの6種類に対応しています。

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AIアシスタントを選択

用途に合わせて、DeepAIが予め用意しているAIアシスタントから選択して、すぐに利用できます。(個人や自社で作成したものも、後から選択可能です)

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AIアシスタントとは 自社専用の日常業務やニーズに合わせて構築し、業務の生産性を高める機能です。

文書を生成

チャットの入力画面に質問を入力してメッセージを送ると、AIアシスタントが文章を生成してくれます。具体的な指示を入力することで、より要望に沿った文章を生成できます。

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また、メッセージ欄の左にあるメモマークにカーソルを当てることで、予め用意しておいたテンプレートの文章を選択できます。何度も利用するような文章作成のユースケースの場合、予めテンプレートを用意しておくことで、短時間で適切な文章を生成することができます。

テンプレートはAIアシスタントの編集画面から編集可能です。

2. 自社専用のAIアシスタントを構築

業務や会社固有のニーズに合わせて、オリジナルのAIアシスタントを構築し、情報の検索や文書作成を飛躍的に効率化できます。社内で共有する際に誰もが使いやすいAIアシスタントを構築することで、チーム全体の生産性が向上します。

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AIアシスタント編集後は必ず『保存』しましょう。

AIモデル・カテゴリーを選択

用途やプランに合わせてAIモデルとカテゴリーを選択できます。

AIモデルを選択
AIモデルを選択
カテゴリーを選択
カテゴリーを選択

プロンプトを入力

プロンプトとは、AIへの指示や質問のことです。プロンプトの質によってAIアシスタントのパフォーマンスは大きく左右されます。プロンプトの改善でより要望に沿った出力結果になります。

プロンプトの例
プロンプトの例

ナレッジにファイルをアップロード

社内の情報やデータをAIアシスタントに紐付けることで、AIアシスタントの精度が向上します。 AIアシスタントを作成する際は、予め「ナレッジ」からファイルをアップロードしておく必要があります。ファイルのアップロードに関しては後述です。

3. 文書作成をテンプレート化

プロンプトをテンプレート化することで社内の誰もが簡単に文書を作成でき、チーム全体の業務効率を向上させます。1つのAIアシスタントに複数作成できるので、日常業務のあらゆるケースに対応した文書を作成可能です。

テンプレートを作成する

AIアシスタントの編集画面から作成します。適切なタイトルを入力し、テンプレートを記述します。

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テンプレートを使用する

初心者の方でもAIアシスタントを有効活用できるよう、あらかじめ利用できるプロンプトのテンプレートをいくつか用意してあります。テンプレートを使わずにAIアシスタントを利用することも可能です。

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テンプレートを使用する手順 ①利用するAIアシスタントを選択する

②メッセージ欄の左側にあるメモマークを選択

③テンプレートの選択をする

④テンプレートを埋めていく

4. 社内データを蓄積し、文書生成を効率化

「ナレッジ」で社内の情報やデータをAIアシスタントに紐付けることで、社内データを活用したチャットのやり取りが可能になり、より要望に沿った高精度な出力結果になります。 アップロードしたファイルはフォルダで分けることができるため、視覚的にもスムーズなデータ管理が可能になります。

「ナレッジ」アップロード画面
「ナレッジ」アップロード画面
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アップロード可能なファイルの拡張子 ナレッジストアにアップロードして、AIアシスタントが参照可能なファイルは以下の拡張子です。
  1. 文章ファイル
    1. PDF (.pdf)
    2. テキストファイル (.txt)
  2. Microsoft Office ファイル
    1. Word文書 (.docx, .doc, .docm)
    2. PowerPointプレゼンテーション (.pptx, .ppt, .pptm)
  3. オープンドキュメントファイル (.odt, .ods, .odp)
    1. 文書ファイル (.odt)
    2. プレゼンテーションファイル (.odp)
  4. HTML (.html)

今後新しくサポートする拡張子の検討もしております。追加でアップロードの対応が必要な拡張子やユースケースなどがございましたら、末尾のお問い合わせ先からご連絡ください。

5. ユーザーの招待・削除・役割の割り当て

「アカウント」メニューでは、ユーザーの招待・削除・役割の割り当てができます。

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ユーザーの権限

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管理者 ユーザーの招待、削除、役割の割り当てなどアカウント管理全般の権限があります。 役割は後からでも変更可能です。
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メンバー アカウントの管理権限がありません。

ユーザーの招待・削除

メニュー画面右上の『招待』をクリックし、メールアドレスと役割を設定することでユーザーの招待が完了します。

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ユーザーの削除はメールアドレス横の (3点リーダー)から可能です。

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6. AIアシスタントを社内で共有 / プライベート利用

自社でカスタマイズしたAIアシスタントは①社内で共有、②プライベートで利用する、の2種類で利用できます。 閲覧の権限を設定できることで、機密情報やプロジェクトに関わる情報の漏洩を防止できたり、個人のタスクに合わせてAIアシスタントを使用することが可能になります。

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各モードの定義

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社内で共有 『共有(Share)』は社内で共有されているAIアシスタントです。 社内のメンバーのみチャットとして利用することができます。
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個人のタスクで使用 『プライベート(Private)』では個人のタスクに合わせてAIアシスタントを作成・利用可能です。 共有しない限りは、他のメンバーに共有されないため、自分だけで利用したい場合は最適です。

AIアシスタントを共有 / プライベートに設定する

任意のモードを選択して作成する他、作成画面下部の『共有』をクリックすることで「共有モード」に変更できます。

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またAIアシスタントの (3点リーダー)からの変更も可能です。

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利用推奨環境

Windows

・Google Chrome

・Microsoft Edge

・Mozilla Firefox

Mac

・Google Chrome

・Safari

・Mozilla Firefox

iOS

・Mobile Safari

・Google Chrome

Android

・Google Chrome

お問い合わせ先

ご不明な点や質問等ございましたら、DeepAIカスタマーサポート support@deepaix.techまでご連絡ください。